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命が終わるまで

第7章 ばいばい、




『ありがとう、優也…』



この声は優也の声だ。



現実だろうが夢だろうが妄想だろうが


なんだっていいよ。



名前を呼んでもらえる幸せ。



頭がわれるような、痛み。



この痛みでさえも愛しいの。

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