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命が終わるまで

第7章 ばいばい、



今なら、自信をもっていえるよ。


『…わたし、きっといま…


…世界一、しあわ、せ、ですね。』


でない声を必死に振り絞ってだした。


そんな私の言葉に看護師さんは

優しく微笑んでくれた。



つられて、笑顔になるわたし。


はじめて、幸せって思えて

はじめて、本当の笑顔になれた。

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