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命が終わるまで

第4章 期限

『…あーあ、失恋?かな。』


誰にも聞こえないように

誰もいない教室でつぶやく私。


でも、実際そんなに傷ついていない。


だって、ちゃんと告白して振られたわけじゃないもん、


でも、もう優也のことは諦める。

心の中にしまった想いが、溢れませんように。

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