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クロスハート

第1章 西岡純1

「かちょ?お茶どうぞ」

怒られたのに、性懲りもなくオレに近づく。

バカじゃないのか?

「…お前、お茶くみ以外の仕事を当分禁止だ!」

「えー!」

「えー!じゃない!当分ここに座ってろ!」

オレの机の横に椅子を置く。

そこに座らせ、オレは静かに仕事に励む。

「…おい。キョロキョロするな」

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