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ツインズ・ラブ

第10章   告白の答え(Side司)

「はぁっ、いいっつ・・・」
 見知った声の吐息にため息をつく。
 なんでこんなことになっちゃったんだろう。というか、なんでこんなところでこんなことをするんだよ。
 僕は生徒会室の倉庫から身動きがとれなくなっていた。
「しょう、可愛い」
「もっと奥まで・・、して」
 パンパン・・・
 ビチャ・・、グチャ・・・
 卑猥な音が司の耳に響く。
 聞きたくないのについ、聞いてしまう。
 何をしているのか、想像できて、顔がまっかになる。
「そこっつ!いいっつ!!」
「ここ?」
 嬌声と甘いささやき。
 聞いているほうが恥ずかしい。
 土曜日。普段だったら寮の部屋でまだ寝ている時間。朝7時。
 文化祭に関する仕事をしないといけない切羽詰まった状況があり、仕方なく、パソコンの前に座っていたのだけど・・・。

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