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ツインズ・ラブ

第15章  僕と葉月(Side司)

 葉月が再び僕の肌に唇を落とす。首筋から乳首にかけてゆっくりと下へ移動する。
 ちゅう
 音を立てながら肌を吸い、軽く甘噛みされる。
「はづきぃ」
 その度に僕は快感に襲われる。
 視線で葉月は僕を惑わせる。
「大丈夫」
 何が大丈夫なんだか、わからないけど。にこりと微笑む葉月は、本当に格好いい。
「心配しないで」
 葉月は僕の右手を取り、手の甲にキスをする。
「全部、俺に任せて。司は何も悪くない。俺が全部することだから」
 微笑む葉月。
 幸せそうに笑っていて、僕の不安が少しずつなくなる。
 もう、いい。
 全部、葉月にあげる。
「はづき・・・」
 僕の手が葉月の頭を抱え込む。
 僕から、軽く唇にキスをする。

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