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ツインズ・ラブ

第16章  未知の世界(Side 司)

「背中向いて、立って」
 のぼせそうと言った葉月は、僕をバスタブの中で立たせた。腰を突き出す形になる。壁に手を突いて、葉月を振り返る。
「これ、恥ずかしいよ・・」
 そう言ったが、葉月は僕の腰に手を置いて、僕の動きを止めた。
「この姿勢のほうが楽なんだ」
 楽って?
 何の?
 そう思っていると、また僕のお尻に葉月の指が入れられた。
 お湯の力をかりて、それが潤滑油になって、指がうごめく。
 ズボッ・・・
「ハァッ・・・」
 感じるポイントを突かれて、息があがる。
 ジュク・・・。
 最初は1本だった指が2本に増やされる。
「ふぁッッツ」
 指が3本になった。
 でも、なんだか物足りない。
 もっと奥・・・。
「はぁっつ、はぁっ」
 僕の吐息がお風呂場中に響く。
 恥ずかしすぎる・・・・。
「はづきっぃ」
 どうにかして・・・。
 僕の分身はどんどん膨らんでいく。後ろだけの刺激で、はち切れんばかりに膨らんでいる。でも、葉月の手が根元をしっかりにぎっているから、解放することが出来ない。
「はなしてぇ!」

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