テキストサイズ

ツインズ・ラブ

第26章 浮気疑惑!(Side司)

「本当に感謝している」
 怒り狂っていたのが、少し落ち着いてくる。
「最後は、一本締めで締めくくりたいと思います。お手を拝借」
 葉月が両手を広げる。
 僕らもそれにならって、同じように両手を広げた。
「ここに集まっている全員のご健勝を記念して、よおーっ」
 パンッツ
 大きな音が鳴り響く。
「お疲れ様でしたー」
 
 
「簡単にゴミをまとめて。点呼の時間が近いから、急いで寮に帰宅だ!」
 田中先生がみんなに細かい指示を出す。
「そこの2人は、燃えるゴミを集めて。そこの3人は、ペットボトルをそこの水道であらってきて。生ゴミは一度紙で包んでから、捨てるから、そこの2人、新聞紙を取ってきて、生ゴミの整理整頓」
 その指示に従って、全員、一斉に片付けを始めた。

 そして、あっという間に片付けが終わり、僕たちは寮へと帰宅した。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ