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ねぇ、麻弘…

第5章 お別れの前に…

麻弘の高校時代の友人代表視点:


川村とは同じクラスだったんだよな。

大人しくて、最初は大丈夫かな、こいつとか思っていた。

だけど、俺たちすぐに打ち解けたよな。

3年の進路の時、どの大学受験するかってなって、お前は北大しか行かないとか言ってた。

滑り止めは考えてなかったけど、よく一回で受かったな。

俺も、また同じ大学行けたけど、お前のおかげなんだ。

大学では、俺たち浮いてたな、最初。

だけど、持ち前の明るさで、どんどん仲良くなっていったっけ。

川村、友達でいてくれてありがとう。

バカやる相手、いきなり居なくなって寂しいんだぞ?

でも、笑顔で見送るよ。



山野 和寿君、有難うございました。

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