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ねぇ、麻弘…

第9章 最後に…

麻弘は、20歳でこの世を去ったけど、両親や周りの人たちは、親不孝だなんて言っていない。

麻弘は、20年という年月を懸命に生きてきた。


もしかしたら、これは私の勝手な想像だけど、あの日、麻弘が銭函さえ行っていなければ、まだ生きていたのだろうか?


生きていたかもしれないし、それはわからない。

麻弘、私たちの家族の元に産まれてきて、貴方は幸せでしたか?


今、笑顔でいますか?

聞きたい事は山ほどある。

麻弘、また会おうね。

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