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1人かくれんぼ〜貴方を呪います〜

第6章 決行


隠れる前に、居間のテーブルに置いてある塩水入りのペットボトルを取る。

 何故か早く隠れないといけないような衝動にかられ、急いで客間の押し入れの中に身を潜めた。

 心臓がバクバクと激しい音をたて、緊張で手が震える。

 香織は溢さないように、慎重にペットボトルの蓋を開けると、塩水を口に含んだ。

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