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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第9章 別れの曲

そぉっと扉を開けながら



「拓ちゃ………」



彼の名前を呼んで、来た事を知らせようとした瞬間。






……え………っ……?






―――私の思考は停止する。





見慣れた、薄暗い空間の中





「あ……ンッ…たく……っ!」


「ほらぁ、もっと腰使って感じて?」


「んんぁっ………」






つい最近も耳にした官能的な声。






拓ちゃんと女性の喘ぎ声が響き渡っていた。




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