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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第10章 自暴自棄

「ごめっ…なさいッッ‼もうしませんっ!!だから止めて~~ッッ!!」



ベッドの上でニヤニヤ笑いながら、くすぐり続ける光の下。


笑い泣き転げながら、必死に止めてと懇願する私に向けて光は




「ったく」




深い溜息を1つ吐いて、くすぐる手を除けてくれた。


身体の中で最も弱い脇腹を攻撃された私は肩でゼーゼー息状態。


光は、そんな私の頭を挟むように両手でボフッとベッドに手をついて、真っ直ぐ私の目を見据える。



その表情はさっきまでの悪戯な小悪魔風な笑みからは一転。


真顔で、眼光は鋭くて…思わずドキッと胸が弾み、

上がってた息もスッと収まる。






「2度と言うな。」




……え…っ…






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