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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第10章 自暴自棄

「心愛、ココアでいいよな?」


「…何、そのシャレ感覚な言い方…」


「あ、バレた?」



ふふっと笑いながら“んっ”と手渡されたココア。



「ありがとう」



受け取って一口ゴクリ。


温かいココアが乾いてた喉を潤す。




名前だから…



ってわけじゃないけど、ココアが大好きな私は気分上々でココアを堪能。


そんな私に光は



「ガキだな。」



年下からガキ扱いされた私。


そして




「なぁ、1つ聞いていい?」



「…え?うん、いいけど?」



「あの男の何が好きだったわけ?」



「え?」





拓ちゃんの事を聞いてきた。





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