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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第2章 彼氏が××してました。

チラッと彼の玄関に視線を向けるフッと小さく息を吐いて。



「帰ろ。」



ボソッと呟いて私はエレベーターに乗り込んで最上階の“喘ぎの館”から1階まで。



大理石だか何だか分からない、とにかく豪華な風のエントランスを抜け自動ドアの外に出ると秋なのに日差しの強さに思わず目を細め太陽に向けて手を翳す。





一体…



今日は何しにココに来たんだろ‥。


ポテサラを無料で配達した超高サービスのデリバリーじゃん、私。




先週は酢豚だったっけ‥。



その前は確か…‥・






なんて思い出しながらマンション横の駐輪場傍を歩き出したその時―――。












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