ふわふわ堕天使のスルメイカ
第17章 触れた想い
「拓!一緒に帰ろ♪」
「おぅ!」
イマイチ、“付き合う”という事がどういう事なのか良く分かってなかった中2の俺。
一緒に帰ったり、時たま手を繋いだり。
休みの日にはデートらしき事をしてみたり。
所謂、彼氏彼女的な事をこなしてた。
逢うたび。
話するたび
「拓、大好き!」
「拓はかっこいいから大好き!」
「ずっとこうしてようね」
「好きだよ、拓」
ある意味の洗脳なのかもしれない。
その言葉に合わせるように
「俺も好き」
「可愛いよ」
「ずっと一緒にいような」
「好きだよ」
なんて、恥ずかしくて胸がくすぐったくなるような言葉をオウムのように返してたら
トクン……
好きになってた。
「おぅ!」
イマイチ、“付き合う”という事がどういう事なのか良く分かってなかった中2の俺。
一緒に帰ったり、時たま手を繋いだり。
休みの日にはデートらしき事をしてみたり。
所謂、彼氏彼女的な事をこなしてた。
逢うたび。
話するたび
「拓、大好き!」
「拓はかっこいいから大好き!」
「ずっとこうしてようね」
「好きだよ、拓」
ある意味の洗脳なのかもしれない。
その言葉に合わせるように
「俺も好き」
「可愛いよ」
「ずっと一緒にいような」
「好きだよ」
なんて、恥ずかしくて胸がくすぐったくなるような言葉をオウムのように返してたら
トクン……
好きになってた。