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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第4章 ココアじゃないです!

「ねぇ、“ココア”早く温めてよ」



ってクスクス笑いながら言う性悪男。


いやいや。

自分が冷たいココア持って来たくせに良く言うよ!



「温かいココアはレジ横にありますけど!」



「そのココアじゃなくて、」





――――グイッ




!?



突然ココアを持つ腕を男の方へと引っ張られ




「心愛、あんたのことなんだけど?」




はっ?!





「俺を温めてよ」




ボソッと耳元で囁いた後、


突然の出来事に思考が全くついて行かない私の顔を横目で見てニヤッと笑った。



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