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ふわふわ堕天使のスルメイカ

第29章 重盛家のクリスマス

「………寝た?」


「うん……寝た」




クリスマスの夜。

光とそーっと小声で会話。



寝る前、まだ遊び足りないのか

それとも、クリスマスを理解してるのか。

何やら興奮してなかなか寝なかった2人の可愛い“堕天使”をようやく寝付かせて




「お疲れさん」


「光も」



やっと、一息。



光率いる重盛家、5回目のクリスマス。

子供達もスクスクと育ってくれて、4歳に。


男は男

女は女


そんな感じで似るのかなー?

なんて光と話してたけど、予想を見事に裏切ってくれた2人。

愛輝は、私にそっくり。

愛花は、光にそっくり。

女で毒吐くのもどうかと思ってみたりもしたんだけど



「やべー…愛花、その毒、マジ可愛いし!」


義父も光も、何故かベタ褒め…。


「「はぁ……」」


私と義母は溜息。




そんな我が家の、5度目のクリスマス。

光と過ごす、7回目のクリスマス。



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