テキストサイズ

空の記憶~あなたと私と彼、それから~

第6章 第二話 【めざめ】 再会

女性だって、元々は男並の、いや男以上の能力を持っているんです。これからの時代は、もっともっと女性が活躍するべきですよ。女性の社会的進出なくして真の近代化はあり得ないと僕なんかは考えますがね」
 また滔々と喋り、肩をすくめた。
「いけない、またお喋りが過ぎたようだ。妹には僕が喋りすぎたことは言わないで下さい。後で叱られますのでね。とにかく、あなたさえ良ければ、僕は明日からでも助手として手伝いに来て下さって、一向に構いません」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ