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強制恋愛

第24章 *24*好き





『!!』



櫻木先輩は目を見開いてわたしを見つめる



そしてはぁ…とため息をついた



「!…ご、ごめんなさい…わたし帰る…」



ため息…わたし…迷惑だよね…



そうだよ、だって玲奈さんがいるし…



リビングから廊下に繋がるドアを開けようとドアノブに手をかけると



音をたててドアに櫻木先輩が手をつき、わたしをドアと櫻木先輩の間に追い込む



『なんで逃げるんだよ』



「だって…」



『沙紀…俺のこと何だって?』



「す、好き……」



そう言うと櫻木先輩は微笑んで右腕でわたしを抱き寄せた



『…やっと、やっと俺のものになった』


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