
強制恋愛
第31章 *番外編*温泉旅行
『俺のこと大切にしてくれんの?』
蓮はにっこり笑ってわたしの顔を覗き込んできた
「う…うん!する!」
『じゃあ俺のお願い聞いてくれる?』
蓮にはいつも助けてもらってるから…わたしもなにか蓮のためになることをしなくちゃ……!!
「…うん!」
『……まず、ここに座って?』
蓮は自分の膝を指差す
服着てても恥ずかしいのに…2人とも裸だよ!?
いくらにごり湯の温泉でも……
でも……
「失礼します……」
わたしは蓮の膝の上に移動した
蓮はくすくす笑いながら後ろからぎゅっと抱きしめてくれた
その反動で蓮に寄りかかるような姿勢になり、背中が蓮にぴったりくっついてしまった
「恥ずかしい〜…///」
『こんなんで恥ずかしがってたら最後までもたないんじゃない?』
「最後?…ひゃあっ///」
蓮はわたしの首筋に舌を這わせる
