近くて遠い
第48章 ◇クリスマス特別編◇
「……やっちゃいましたね」
要さんはそう呟くと、すぐさま隼人の元に寄った。
「ふぇっ…なっ、なんでっ!…ぼくっ…いい子にしてたのにっ…」
次第にしゃくりあげる隼人を見て光瑠さんはウッと身を引かせる。
「おい、隼人…今のは確かにこのサンタが100%悪いけど…お前、男だろ?だったら泣くな。」
要さんは優しくそう言うとしゃがみこんで隼人の顔を覗きながら頭を撫でた。
「そっ、そうだっ…泣くなっ!!今のは冗談だっ…」
光瑠さんは、要さんの言葉に反発する余裕もないほどアワワワしながらしゃがみこんだ。
そして隼人の涙を無かったことにするかのように、赤い衣装の袖でごしごしと拭く。
何だか──
すっごくおもしろい…
要さんはそう呟くと、すぐさま隼人の元に寄った。
「ふぇっ…なっ、なんでっ!…ぼくっ…いい子にしてたのにっ…」
次第にしゃくりあげる隼人を見て光瑠さんはウッと身を引かせる。
「おい、隼人…今のは確かにこのサンタが100%悪いけど…お前、男だろ?だったら泣くな。」
要さんは優しくそう言うとしゃがみこんで隼人の顔を覗きながら頭を撫でた。
「そっ、そうだっ…泣くなっ!!今のは冗談だっ…」
光瑠さんは、要さんの言葉に反発する余裕もないほどアワワワしながらしゃがみこんだ。
そして隼人の涙を無かったことにするかのように、赤い衣装の袖でごしごしと拭く。
何だか──
すっごくおもしろい…