近くて遠い
第48章 ◇クリスマス特別編◇
私の叫びを聞いて、光瑠さんは目を見開くと、チッと舌打ちをして、強く私を抱き締めた。
「ふざけるなっ!襲うぞっ!!」
「きゃっ!…んんっ……」
もうとっくに襲ってるじゃない!
完全にスイッチが入ってしまった光瑠さんは激しく舌を絡めながら、私のワンピースのボタンに触れた。
「おねーちゃんどこーー!」
突然遠くから隼人の声がして光瑠さんは動きを止めた。
「……っ…何故だ…!何故このタイミングなんだっ…」
項垂れる光瑠さんを私は息を整えながら見ていた。
ちょっとかわいいかも…
「サンタさぁん!お姉ちゃん返してー!」
隼人の声を聞いて光瑠さんはガバッと顔を上げたので身体がビクついた。
「…ったく!続きは後だっ!」
そう言って光瑠さんはチュッと軽く触れるだけのキスをする。
「俺は着替えてすぐいく!お前は早く戻れっ!」
「は、はいっ!」
大きく頷いて、戻ろうとすると、あぁっ!待て!と言われて振り返った。
「さっき腹が立って渡し損ねたっ…これ、関根に渡しといてくれっ…」
何故か少し照れたようにして光瑠さんが袋からボトルを出した。
「ふざけるなっ!襲うぞっ!!」
「きゃっ!…んんっ……」
もうとっくに襲ってるじゃない!
完全にスイッチが入ってしまった光瑠さんは激しく舌を絡めながら、私のワンピースのボタンに触れた。
「おねーちゃんどこーー!」
突然遠くから隼人の声がして光瑠さんは動きを止めた。
「……っ…何故だ…!何故このタイミングなんだっ…」
項垂れる光瑠さんを私は息を整えながら見ていた。
ちょっとかわいいかも…
「サンタさぁん!お姉ちゃん返してー!」
隼人の声を聞いて光瑠さんはガバッと顔を上げたので身体がビクついた。
「…ったく!続きは後だっ!」
そう言って光瑠さんはチュッと軽く触れるだけのキスをする。
「俺は着替えてすぐいく!お前は早く戻れっ!」
「は、はいっ!」
大きく頷いて、戻ろうとすると、あぁっ!待て!と言われて振り返った。
「さっき腹が立って渡し損ねたっ…これ、関根に渡しといてくれっ…」
何故か少し照れたようにして光瑠さんが袋からボトルを出した。