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最初で最後の恋

第15章 幸せ

「ふ、ふふふっ…あはははっ」


朝の電話の時と同じように笑ってしまったあたし。神田君は驚いた顔をしてる。


「な、なんだよ!朝も思ったけど、なに笑ってんだよ?」




「ふふっ…だって……


同じことあたしたち考えてたんだなぁって」


あたしの言葉にまたきょとんとしてる神田君。

でも意味がわかった途端、顔を真っ赤にしてた。


あ、かわいい…



「〜〜っ

ば、バカだなっ」


照れたような顔でそんなこと言われても、説得力ないよ?神田君。

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