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最初で最後の恋

第7章 本当の初めてをあなたに

エッチという行為が、こんなに愛しくて胸がキュンとするものだったなんて。


きっとあの日キスをされたのが神田くんじゃなかったら、あたしはきっとその人に恋することはなかった。


あなただから、こうしてひとつになりたいって思えたの。


「あぁぁ……神田、くんっ…」


「んっ…なに……?」


あたしは神田くんの首に手を回すと、彼のことを抱きしめながら呟いた。





「ありが、とう…」

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