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読んでる貴女がいろんなシチュで主人公になって読める短編集。

第2章 冒険に行こうか

今日、冒険にでるのは、理由がある。

ティアとの、小さいときの約束。

ーー『大きくなったら、世界中を、二人で見に行こうねっ!』

小さな村に、ずっといる。

そんなの、嫌だから。

15歳の春、ティアと行くことにした。

あぁ。世界には、どんなものがあるだろう。

私は、目を輝かせた。

「○○~!!ごめんね、まった??」
「ううん。大丈夫だよ、ティア。」

おぉ。

いかにも、お嬢様の雰囲気が…。

いやいや、そんなこと、考えてたらダメダメ。

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