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読んでる貴女がいろんなシチュで主人公になって読める短編集。

第6章 冷たい雨

「ヤッダー!!睨んでくるぅww」

「うわっ、キモッww」

「睨むの、止めてくんない?」

「A実、可哀想なんだけど。」

どんっ

私は、蹴られる。

どんっ

どんっ

8本の汚い足で、蹴られる。

掴んでやろうか。

「汚いなぁ………」ボソッ

つい口に出してしまった。

もちろん、それを彼女たちは聞き逃さない。

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