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遺伝子の欲望

第9章 二重螺旋

「良かったわ~!じゃあ、シャツ脱いで!」


何も考えずに言うと、


「えっ!それはちょっと!」


「へ?その方が縫いやすいからと思ったんだけど…。」


「スミマセン…下、着てなくて。」


あぁ…そうよね…暢くん、初だしね。


「じゃあ、このままで縫ってみるわね。」


先ずは傷の手当てをして、袖口のボタンを縫い付け様としたが、思いの外複雑なデザインでコツが必要だった。


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