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遺伝子の欲望

第3章 突然変異(とつぜんへんい)

何とか、場をやり過ごしお開きになる頃


「黎子さん、今度是非ドライブに行きませんか。」


ベタなパターンで、誘われた。


ハッキリ言っても、受け止めてもらえるかしら?


キレられたら厄介だし、もう少し様子見てみることにした。


「すみません、余りドライブとかは、好きじゃありませんので。」


「じゃあ、食事にしときますか!」


ポジティブ過ぎよね…。

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