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遺伝子の欲望

第3章 突然変異(とつぜんへんい)

感情に流されたら、揉め事の元になる。


そんなの沢山、見てきたわ。


「ちぇ~!黎子がちょっとは変わると思ったのに~。」


「変わる必要あるの?」


「だって黎子美人なんだからさ~、もったないよ!出会い沢山あるのにぃ~!」


香織は、お世辞を言わないから嫌みではないのは、分かる。


「みてくれで寄ってくるなんて、正に本能の塊じゃない。」

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