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遺伝子の欲望

第3章 突然変異(とつぜんへんい)

きっと世間じゃ、松原さんは普通なんだろう。


なら、私が『ミュータント』になる。


確かに、私のこの理論的思考にまともに付いてきたのは、香織だけだわね。 


他の人には、奇異な目で見られたりすることもあった。


伊達に、嘉之と付き合ってた訳じゃない…だから、嘉之だって香織は、手放せないんだろう。


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