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遺伝子の欲望

第5章 疑似科学(ぎじかがく)

身体に異物やウィルスが入った時に、全力で排除するように、私は松原さんを同じくらい、自分のテリトリーから排除したくて仕方なかった。


どうしても受け付けられない…。


今日こそ、ケリを着けてみせる!


車の中では、松原さんがひたすら話をしてるのに、上の空に近い感じで返事した。


大人気ないのは分かるけど、いい子ちゃんぶる気はサラサラない。

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