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遺伝子の欲望

第6章 ウイルス

恐ろしいわね…。


天然だから、始末が悪い。


増長していく、ウィルスみたい。


私の様子が違うのを気遣ってか、暢くんが


「あの…黎子さん、今度の土日でまたドーキンスの話ししませんか。」


「えっ!良いわよ!」


暢くんから誘ってくれるなんて、珍しいわね。


「あ~あれ?前に黎子が、カマキリがどうこう言ってた人?」


香織が難しそうな顔した。 


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