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あいあむペット

第2章 ペットな私

「ねぇ?なんで?」

中桐さんは、甘えるようにでも絶対言わなきゃダメだよ?とでも言っているかのような聞き方で尋ねてきた。

私は、昔から人に命令されたりすると断れず最終的にはなんでもやってしまう性格で…

私は、中桐さんに全て話した。

今日いきなり会社が倒産したこと。
他に働く当てがなくて困っていること。

全て聞きおえた中桐さんは、鼻でふぅっと笑うと
「名前は?」
と聞いてきた。

「……伊月…華菜」
「ふぅーん…華菜かぁ〜…気に入った♪俺のペットにしてあげる」

…………?
今なんて?

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