あいあむペット
第5章 始めての仕事
『あ…う…ぅ…だめっ!』
バンっ‼︎‼︎‼︎
…⁉︎
『本長さん。何か誤解してらっしゃいますね。俺の会社があんたんとこの会社に電気類頼んだのはあんたらの会社が赤字続きで同情したからですよ。俺の華菜になにしてくれてるんですか?』
鈴也さん!
鈴也さんは、キレているのを隠そうとしているのかがんばって敬語を使って冷静を装いながら話している。
私は、鈴也さんが来てくれたという安心感から涙が一斉に溢れ出した。
『早川。あとは頼んだ。』
『はい。かしこまりました。』
そう言って鈴也さんの後ろから早川さんがでてきた…かと思うと
鈴也さんは、私を助け起こし抱き上げ走り出した。