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詩集

第12章 夢精

はっ、と彼は夢から醒める

夢半分、現実半分

じーんとしたしびれを腰に残しながら、今まで一緒だったはずのパートナーを求めて

体液がパンツの中をのたうち回る

ドロドロとした不快感と

心臓の高揚感のアンバランス

女性を使う快楽を、彼はまだ覚えたばかり

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