詩集
第17章 午後4時半の密会
誰もいない後者の片隅で
みんなの死角で僕たちは出逢う
午後4時半の密会
それは僕と彼女の毎日の日課
彼女が求めた二人だけの秘密
誰も使わない部活棟
埃の溜まった昏い個室
水泳部の女子トイレ
水も電気も通っていない
忘れ去れれたこの場所で
夕日の光を手繰り寄せながら
血の通った自慰を
二人で織り上げる
二人で自慰を
積み上げる
毎日、毎日
まるで義務のように
一日、一回
気持よく成る
それだけの密会
快楽に貪欲な彼女が
僕をもてなす秘密の逢瀬
短い紺のスカートをたくし上げて
背を向けた彼女を抱きすくめる
みんなの死角で僕たちは出逢う
午後4時半の密会
それは僕と彼女の毎日の日課
彼女が求めた二人だけの秘密
誰も使わない部活棟
埃の溜まった昏い個室
水泳部の女子トイレ
水も電気も通っていない
忘れ去れれたこの場所で
夕日の光を手繰り寄せながら
血の通った自慰を
二人で織り上げる
二人で自慰を
積み上げる
毎日、毎日
まるで義務のように
一日、一回
気持よく成る
それだけの密会
快楽に貪欲な彼女が
僕をもてなす秘密の逢瀬
短い紺のスカートをたくし上げて
背を向けた彼女を抱きすくめる