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想いのまま

第2章 籠鳥


籠鳥




気品よく振る舞い
優雅に染めれば
直ぐに
その気にさせてみせるわ




勘違いしないで
貴方を弄ぶのは私
心までは
盗めないはずだから






分かってるでしょ?
私に触れる男は数多
一時を楽しみましょ
此処は擬似恋愛
夢心地、遊廓




本気にしないで
優しくされると
揺らぐから



暗闇から朝日浴びる刻は幻
私の心中曇り空。
それが運命。



遠い空、誰か籠を開けて
自由の身いつか信じて

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