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秘密の派遣業務

第4章 戸惑い

藤堂は真顔で話を続ける。

藤堂「俺も信じられなかったさ。でも間違いなく彼女は処女だよ。」

桐沢「だったら何でこんな仕事っ…まさか…?」

桐沢がハッとしたように口を噤む。

藤堂「考えたくないが…おそらくは…騙されて連れて来られた…もしくは、仕事内容を知らずに…」

桐沢「……………」

桐沢は紗江の顔を思い出す。

(…確かに…身体を売る女には見えなかった…。)

最初に紗江を見た時の違和感の正体がわかった気がした。

こんな可愛いウブそうな女が…?
って思ったのだ。

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