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秘密の派遣業務

第27章 凍てついた心

紗江「…うん。直哉さんが支えてくれたから…。だから大丈夫。」

(…媚薬さえ使われなければ…あんな事にはならなかった筈。私は佐伯さんと藤本さんを信じたいから。)

紛れもない紗江の本心だった。

そして、紗江がそう思えたのは…
紛れもなく桐沢の深い愛があったからだった。



そして…
またいつもの日常が戻る。

紗江はみんなに支えられながら毎日を過ごした。
そして…契約期間は残り半年を切った。

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