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秘密の派遣業務

第31章 社長からの解放

こうして…紗江の派遣元の登録を解除させる事を承諾させた。

(…これで…紗江は自由だ。)

所長はフゥっと息を吐いた。

所長「…ありがとう。」

社長は紗江に会う事なくそのまま帰って行った。

こうして紗江は社長から解放された。



後日、所長から話を聞いた桐沢と紗江はホッとした。

桐沢「…ありがとうございます。」

紗江「…本当に何てお礼を言えばいいか…」

紗江は涙ぐんでいた。

ここを出た後の事を考えると不安で堪らなかった。
社長がつきまとう事に怯えていた。
その不安からも解放されたのだった。

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