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秘密の派遣業務

第33章 送別会

「ちょっ…お前何泣いてんだよ?」

声がした方を見ると…

藤本「う、うるさい!そう言うお前だって目、潤んでるじゃん?」

佐伯「俺は感動してたんだ。」

2人のやりとりにみんなが笑い出す。

(…佐伯さん…藤本さん…ありがとう…)

紗江も笑顔になっていた。

所長「じゃあ…みんな食べようか!まずは乾杯だな。」

所長の言葉でグラスにビールが注がれていく。

所長「乾杯の音頭は…桐沢、お前がやれ。」

全員がグラスを手に立ち上がる。

桐沢「では…僭越ながら…。紗江…3年間、お疲れ様。そして…これからも身体に気をつけて頑張れ。俺たちはいつでもお前を応援してるし、見守っているから…。」

紗江「はい。」

桐沢「乾杯っ!!」

「乾杯っ!!」

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