私の掏明くん
第20章 タイムリミット
千尋「(小声)どうして知り合いって事
内緒にしてたの…」
掏明「…」
千尋「(小声)ちょっと…」
良人「東矢と会うのは久しぶりなんです
久しぶりに連絡したら入院してるって聞
いて…」
千尋「そうだったんですか…」
掏明「…」
千尋「東矢さんは高校時代、どんな人だ
ったんですか?」
良人「ん~そうだね、かっこよかったし
勉強もスポーツも出来たから女子からの
人気は絶大だったね」
千尋「へぇ~そうだったんだ、モテモテ
だったんだ」
掏明「…恥ずかしい」
高校時代の話し
武勇伝などに照れた様子の掏明
何故、良人との関係を内緒にしていたの
か何となく
わかったような気がした
千尋「自販機、ありましたよ」
良人「千尋さん」
千尋「はい」
良人「また会ってもらえますか?」
掏明「…」
千尋「えっとそれは…」
良人「東矢が目覚めた時にまた」
千尋「喜んで!!」