私の掏明くん
第20章 タイムリミット
千尋「掏明、ケーキ食べよう」
掏明「うん」
千尋「美味しそう、いただきます」
掏明「いただきます」
自分の身に
掏明、本田東矢の体に
タイムリミットが迫っているとはつゆ知
らず
ケーキを囲み
二人はクリスマスを楽しんでいた
掏明「千尋、あ~ん」
千尋「恥ずかしいからやだ…」
掏明「誰も見てないから、ほらっ」
千尋「…あ~」
掏明「美味しい?」
千尋「うんっ」
幸せだった
この幸せが続くと信じ疑わなかった
だけど少しずつ、でも確実に命の期限は
タイムリミットは迫っていた
二人が知らぬ間に…