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私の掏明くん

第6章 食べ物は大切に



千尋「…」

掏明「食べないの?」

千尋「食べるよ、食べるけど…」


あれから
夕飯作りを再開し
野菜をいっぱい使ったカレーライスは完
成したが…


千尋「にんじん、それにナス…」

掏明「そのにんじんとナス、千尋の愛液
付きだからね」

千尋「…」


笑いながら
平気でそう言う掏明
勢いで野菜をセックス道具に使ってしま
ったが
食べ物を粗末にするわけにいかず
きちんと洗ってカレー鍋に
入れたのだが…


千尋「…やっぱり食べられない」

掏明「美味しいよ?」

千尋「…」

掏明「本当に食べないの?」

千尋「食べうぅぅ…やっぱり無理…」

掏明「じゃあ残りのカレー、全部食べち
ゃうね」

千尋「…どうぞ」


食べたい
本当は食べたい
だけどやっぱり食べる勇気が持てず
掏明がカレーを食べる横で千尋はカップ
麺、カレー味を食べた


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