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抵抗

第3章 観察記録《1》



ことはもう始まりかけていた。

「いたいよぉ、お父さん!!」
「父さん!!
やめてくれ、瞬に手を出すな!」

多分、弟瞬一が父親の機嫌をそこね
殴られたのだろう。

すでに、父親は酔っており

その父親から瞬一をかばうように
兄稜平がわって入る。

ここからだ、楽しいのは。

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