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俺、どうしたい?

第3章 交際?

「翔さん、起きて下さい。そろそろ起きないと明日早いんでしょ。起きて下さい」

「う・・・ん」

「翔さんってば・・・あっ」


寝返りをうつ翔さん。
左の耳が見えた。


ーここ、前はピヤスしてたんだよなー


少しなら・・・そう思いながら、耳に唇を近づけた。


「うんっ・・・」


そんな声・・・出さないで
もう一度唇を近づけようとしたとき・・・


「あっ・・・ごめん、寝ちゃったね。
あれっ、相葉君は?」

「明日早いからって帰ったよ。翔さん俺、送ります」


よかった、気づいてない。


「大丈夫だよ、ちょっとでも寝たから」

「そうですか。じゃあ気を付けて下さいね」

「ご馳走さま」

「翔さん、今度は何が食べたいですか?」

「全部美味しいから、任せるよ。いつもありがとう。おやすみ」


これだけで幸せだと思っていたけど、どんどん気持ちが抑えられなくなってきている。
今度、あんな姿見せられたら俺・・・
我慢できるかなぁ。

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