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ボク赤ちゃんに戻っちゃった!

第4章 できる?できない?


すると、身体がふわっと持ち上げられた!

ママはボクを抱き抱えて、背中をポンポンと叩く。
ボクはおもいっきり、お湯を吐き出す。

ごほん、ごほんと
しながら、力の限り泣く。

オギャアー オギャアー
オギャアー


「よしよし、怖かったね。キラくん。怖かったねー」

抱き直して、ボクの顔を見て。

「よしよし、怖かったね。」


ボクはママのおっぱいにしがみつき…


「怖かったんだから、由美ちゃん。怖かったんだから。」


「よしよし、キラくん。」

ママは頭を優しく撫でてくれた。

そうされると涙を流して、さらに泣き出した。

「ママーママー」

となんども言って泣く。

「よしよし、よしよし」


「ママーママー」





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