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君と描き始める未来に

第8章 親善旅行?

式も何とか無事に?終わり、流れ的に『新婚旅行』といきたいところだったが…以前、旅行プランを考えてる時に、香織から提案があった。


「志信…新婚旅行より、親善旅行にしない?」


「親善旅行?」


「両方の両親と一緒の旅行とかどうかな?」


香織の両親を思う気持ちは嬉しかったが…何せあの親だ、ただの旅行じゃ済まない気がする。


「香織…二人で綺麗な海外の風景とか見たくない?」


「う~ん…見たいけど、また先でもいいかなって。志信と出会って、色んな事が凄い勢いだったからさぁ~親御さんと、ゆっくり過ごす機会もなかったじゃない。」


「香織…。」


胸の奥が、温かくなる。


「国内で、温泉とか入れて、お酒美味しい所とかでどうかなって!」


思えばいつも、俺に合わせてくれてるしな…今回は、香織の好きにしてあげたいよな、



「そうだね!何処がいいかな~。」


「お母さんたち、志信のお義母さんのイメージ壊れるかもね!」


「イメージ?」

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