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君と描き始める未来に

第8章 親善旅行?

男三人で、黙々と歩く。


普段見ないものだが、ずっと見入ってるものでもないせいか、一言二言呟いて回ってると、早々に回り終わってしまった。


「青かったり赤かったりと、千年も前からあるなんて凄いですね!」


「そうだなぁ~!」


「……。」


終了~!


母さんが、つまらない言う理由も、分からなくはないな…。


「それにしても…志信くんが居るせいか、何か視線を感じるなぁ~。」


お義父さんが、そんな事言うもんだから、つい母さんが見張ってる気分になり、キョロキョロしてしまった。


怪訝な顔をしてたせいか


「ははっ!通りすがりの女性たちにチラチラ見られて、なんか恥ずかしいねぇ~。」


バシバシと、また叩かれた。


へぇ~?男三人で歩いてるから、つまらなそうに見えたのかな?

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